出版ブルーオーシャン戦略① 日本の出版界をV字回復させる戦略を考えてみた

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sudotomOct. 20, 2020, 5:30 p.m.
ビジネス, 本, マーケティング, 出版,


こんにちは。

須藤亮と申します。職業はマーケティング・プランナーです。

今回、出版を何とかしたいという思いで投稿します。noteにデビューです。他にも自分の専門分野の知見も、適宜公開します。

よろしくお願いします。

出版市場は右肩下がりなのは周知の通りです。

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これを見ると、もう四半世紀も右肩下がりなんですね。

なぜなんでしょうか?

主因は人々が本を読まなくなってきたからと言われていますよね。データでも証明されてます。(明らかなので省略します)

では、なぜ本を読まなくなってきたのか。

色々言われていますが、一言で言うと、本という形態が現代にそぐわなくなってきたからではないでしょうか。

どのようにそぐわなくなってきたのか?

ここから僕なりの見解です。

一つ目の理由は、時短ニーズですね。

一冊の本を読むのに数時間、数日かけるのが普通ですが、この情報化社会では、いかにもまだるっこしくなってきているということ。

二つ目の理由は、活字オンリーという形態です。

文字というのはこれからも優れた伝達ツールであることは間違いないです。が、現代はテクノロジーの進化で、ビジュアルや動画など多様な伝達手段が現れ、しかも手軽にコンテンツ化できます。

文字はモノコトの描写を、それこそ文字という記号化するので、若干高度なリテラシーが要りますよね。

それに比べ、例えば写真や動画はモノコトを目で見たまんまで描写できますのですぐわかる。というか楽です。

このように伝える手段の多様化が可能になり、しかも誰でも手軽にコンテンツ化できるなら、それらを最適に利用していくのがこれからの出版物の考え方ではないでしょうか。

で、僕が考えた戦略は、要は、「活字に頼らない本」を作って、間口を広げたらいいのではないかということです。

これを、easy bookと名付けました。(下図参照)

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